
株式会社シードパートナーの企業ストーリー
企業ストーリー
これまでの経験で感じたこと
私は、17年勤務した保険会社、および2年半勤務した前職(人材ベンチャー)で、中小・中堅企業の法人営業を行っていました。訪問した企業数は、1,500社を優に超えると思います。保険会社時代は事業承継対策や企業年金の提案を中心に行いました。前職では企業の経営課題を、人的資源を活用して解決する方法を考えてきました。
仕事柄、多くの中小・中堅企業の経営者と、膝を突き合わせて話す機会がたくさんありました。私の社会人人生のほとんどは、経営者から直接、経営課題を聞いている時間だったと思います。
その経験の中で、私なりに感じてきたことがあります。それは、自社の長所を活かしきれていない企業がとても多いということです。特に、技術力のあるメーカーであるほど、顕著のような気がしています。
多く見受けられるパターンは、大手企業から自社の技術を必要に応じて使われている、いわゆる“下請け”に甘んじてしまっている企業です。また、自社製品や商品・サービスの特徴を、顧客にしっかりアピールできていないという企業も多く見受けられる気がしています。
案外、自社のことが一番わかっていない、という企業が多いのです。自分達の中では100%理解して伝えたとしても、相手には伝わっていないことが多いのです。自社の課題はこれだと思っていても、周囲からしたらそうじゃないのではないか、と言われたりすることもあるでしょう。そこに気づいてもらうことが、私の役割だと考えています。
これまでの経験から、企業が持つ課題の本質を見極める能力があり、またそれを忖度なく言える、というのが私の強みでもあります。

中小・中堅企業のブレーンとして
企業の本質的な課題に切り込んでいくために、自分の意見を忖度なくハッキリ伝えることがあります。意見で衝突することはありますが、そのスタイルを否定されることはほぼありません。なぜかと考えた時に、私の本気度が皆さんに伝わっているからなのではないか、と思っています。自分だけが儲けようとか、いいから俺のいうことを聞けという気持ちは一切なく、真剣に議論したいという思いで話しています。それが皆さんにも伝わっていたら嬉しいです。
中小・中堅企業には、開発・マーケティング・ブランディングという部門に、専門の人員を置くほど余裕がないことも事実だと思います。しかしながら、マーケットを広げるためにも重要なそれらの業務は、専門的なノウハウや充分な経験が必要です。
中小・中堅企業ではそのような人員を置けない、または育てられないのであれば、外部の知見を取り入れることが課題解決に対して早く、安く済むと私は考えています。
戦国大名でも現在の経営者でも、実績を残した方は全てと言っていいほど優秀なブレーンが横にいたと思います。人材難の中小・中堅企業に対しては、そのブレーンの役目を当社が果たしたいと思っています。
当社では、日本国内の中小・中堅企業が、自社の技術・サービス・特徴などを現状のマーケットから外に広げられるような支援をすることで、各企業の売上や利益の拡大に寄与したいと考えています。そして、少子高齢化および人口減少が進む日本経済を支える優秀な海外の人材を育成し、日本に来てもらえるような道筋を作りたいと思っています。
顧客企業の技術やサービスを現マーケットの「外」へ。優秀な海外人材を「内」へ。出すものと入れるものを流動化させることで、日本経済の活性化に寄与することが弊社のコンセプトです。